「だめだぜ。地球人の方が必然的に上みたいな考え方。」
ギャルが言うセリフって、たまにめちゃくちゃ深い。
そんな風に思わされるアニメがある。それが「フードコートで、また明日」です。
正反対の性格と見た目の女の子二人が、フードコートで繰り広げる何気ない会話。だけど、ただの世間話にとどまらない“ふたりの関係性の変化”が、観る人の心をふんわり温めてくれる作品です。
今回は、アニメ「フードコートで、また明日」の感想と見どころを、日記風に綴りながら紹介していきます。友情・日常・ギャップ萌えが好きな方、そしてちょっと疲れた心を癒したい方にぴったりの一作です。
「フードコートで、また明日」ってどんなアニメ?
このアニメの主人公は、真逆な印象を持つ女子高生二人。
- 和田さん:黒髪・清楚・どこかお嬢様っぽくて、周囲からちょっと浮いて見える
- 山本さん:金髪・ギャル風・存在感MAXで、こちらも近寄りがたい
どちらも“ぼっち”気味なのは、自分たちのせいではなく、周囲が勝手に距離を置いてしまうせい。でも、中学三年のある出来事をきっかけに、ふたりは言葉を交わすようになり、やがて高校が別になってもフードコートで会う約束を交わします。
「フードコートで、また明日」
そんなタイトルが、じわじわ効いてくるんですよね。最初は「え、どういう意味?」ってなるけれど、観ていると「これは、確かに“タイトル回収が上手い”作品だ」と納得できます。
ギャップが愛おしい。会話だけで引き込まれる2人の日常
この作品の最大の魅力は、ふたりの会話。ストーリーの大部分は、ただフードコートで会って喋っているだけ。でも、それがとにかく面白い。
たとえば冒頭で紹介した、
「だめだぜ。地球人の方が必然的に上みたいな考え方。」
こんなセリフ、圧強めのギャルが言うからこそ刺さるんです。口は悪いのに、どこか哲学的。ツッコミも絶妙。**“言葉のセンス”**が本当に光ってる。
一方の和田さんは、見た目こそ静かで真面目そうだけど、意外と天然だったり反応が面白かったり。ギャル×お嬢様っぽい子の組み合わせって、こんなに引き込まれるのか…!と驚きます。
ただの会話が「特別な時間」になる瞬間
「フードコートで、また明日」には、いわゆる大きな事件やドラマチックな展開はありません。
でも、それがいい。
高校が別々になった今でも、駅近のショッピングモールで「また明日」と言い合える関係。
話してる内容は、しょうもないことだったり、少し深い話だったり。
でも、そこに流れる“2人だけの時間”が、ものすごく愛おしい。
それはまるで、
「またね」と言える相手がいることの幸せを、改めて感じさせてくれるような感覚。
時にはぶつかり合うこともあるし、山本さんの家庭事情が明かされる場面では、和田さんの優しさがしっかり描かれています。友情のリアルな距離感が、心に刺さります。
タイトル回収に思わずニヤリ
このアニメ、自然と“タイトルの意味”が見えてきます。
その言葉の裏には、
- 何気ない日常に目を向ける大切さ
がぎゅっと詰まっていることに気づくはず。
何気ない一言が、大切な約束になっていく。
そんな日常のかけがえのなさを、優しく教えてくれる作品です。
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まとめ|この関係性に、明日も会いたくなる
たったひとつの場所。たったふたりの会話。
でもそこには、確かなつながりと、明日へ続く物語がありました。
「フードコートで、また明日」は、何気ない日常にこそ幸せがあると気づかせてくれるアニメです。
ねえ、また明日も会える?
そう聞きたくなるような誰かがいるって、
実は、すごくすごく幸せなことなんだ。
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