世界が信じた万能薬。それは“死のカウントダウン”だった。
「もし、あなたの命に“タイムリミット”があると知ったら、どう生きますか?」
そんな問いかけから始まるアニメ『LAZARUS ラザロ』は、ただのアクション作品ではありません。人類の幸福と絶望、そして命の尊さを壮大なスケールで描く近未来SFアニメです。
今回はこの注目作を、日記のように私の感想を交えながら紹介していきます。「LAZARUS ラザロってどんなアニメ?」「見どころは?」「どこで見られる?」そんな疑問に答えながら、作品の魅力を語ります。
あらすじ|全人類が服用した“ハプナ”に隠された真実
物語の舞台は西暦2052年。天才科学者・スキナーが開発した万能鎮痛剤「ハプナ」が世界中に普及し、戦争も飢餓も抑えられた“人類の理想社会”が実現していました。
しかしある日、消息不明だったスキナーが突如ビデオメッセージを発信します。
「ハプナは3年後に突然変異し、人類を死に至らしめる。」
衝撃の告白とともに、人類滅亡のカウントダウンが始まります。スキナーを探し出し、特効薬を入手する――その重大任務を背負ったのが、特殊チーム「ラザロ」。
タイムリミットは30日。地球規模の“人類の命綱”を巡る壮絶な追跡劇が幕を開けます。
魅力①|キャラの個性が光る「ラザロ」チームの連携プレイ
私が最初に惹かれたのは、個性豊かなラザロのメンバーたち。まるで洋画のアクション映画のような構成で、キャラクターの魅力が際立っています。
- アクセル:パルクールの達人。命知らずの跳躍で危機を突破する姿に痺れる!
- ダグ:冷静沈着な頭脳派。推理や分析パートでは彼の知識が光ります。
- クリスティン:姉御肌のリーダー格。信念と責任感がチームを引っ張ります。
- リーランド:ドローン使いの技術屋。無機質に見えて実は熱い。
- エレイナ:凄腕ハッカー。彼女の過去が物語に深みを与えてくれます。
それぞれに過去や葛藤があり、“命とは何か”というテーマがキャラの心情を通じて描かれていきます。
魅力②|命の尊さと向き合うSFアクションの奥深さ
「アクションアニメ=派手なバトル」と思っていましたが、『LAZARUS』は違いました。確かにアクションはスピード感があり、映像も圧巻。でも、それ以上に心を打たれたのは“問いかけ”の深さ。
万能薬を信じた人々が、その選択にどう向き合うか。
科学は人類を救うのか、それとも滅ぼすのか。
そして、“生きる”とは、ただ命を延ばすことなのか。
毎話の展開の中で、観ている自分も試されているような感覚になります。まさに「考えるアニメ」です。
魅力③|世界観と映像がとにかくカッコいい
『LAZARUS』のもう一つの魅力は、その“圧倒的な世界観”。近未来を描く舞台設定、建築、テクノロジー、スラム街、サイバー空間まで、どこを切り取ってもビジュアルが洗練されています。
パルクールシーンの躍動感、ドローンの戦術的なカメラワーク、サイバー空間でのハッキング表現など、まるでハリウッド映画を見ているような感覚。これがテレビアニメで観られる時代になったのかと、驚かされました。
感想|観終わったあと、心に残ったもの
全話観終わったあとに私が感じたのは、「人間って、弱くて強い」ということ。
ラザロのメンバーは、決して完璧なヒーローではありません。むしろ不安や過去の傷を抱えた“普通の人間”です。けれど、自分以外の誰かの命のために動こうとする姿に、何度も心を打たれました。
科学が進歩しても、命の価値や、生きる意味は変わらない――
この作品を通して、改めてそう感じました。
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まとめ|“生きる”を問いかける、30日間の命の追跡劇
『LAZARUS ラザロ』は、ただの近未来SFではありません。派手なアクションの裏にあるのは、命への問い、人類の未来への希望と警鐘。
もし、あなたに残された時間が30日だとしたら——
あなたは、何を選びますか?
そんなラストシーンを思い出すたび、胸の奥がじんわりと熱くなる。
このアニメは、きっと“心に残る一本”になるはずです。
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